『やせメタボ』とは、ウエスト周囲経(腹囲)が基準未満・BMIが25未満でも、血中脂質、血圧、血糖の3項目の検査値のうち2項目以上が基準値を超える状態のことをいいます。(下表参照)
厚生労働省研究班は、この『やせメタボ』さんが全国で推計900万人以上に上ることを発表しました。 『やせメタボ』さんは『メタボ』さんと同様に循環器系疾患や生活習慣病などの発症リスクが高いことが明らかになっています。
あ。いわゆる『メタボ』さんの前提条件は、内臓脂肪の蓄積を反映するウエスト周囲経(腹囲)が、男性は85cm以上・女性は90cm以上のこと(;´∀`)
腹囲がメタボ基準でないからといって、安心してはダメ!!(>_<)
循環器疾患リスクにおいては、健康な人と比較しても、やせメタボさんはメタボさんとほぼ同じ確率で 男性は、約2倍 女性は、約2.5倍の発症リスクを抱えています。
つまり。
内臓脂肪の量もさることながら、血管と血液の状態が大事。
血ドロドロ状態では、脳梗塞まっしぐらなのは容易に想像できますよね(:_;)
また。
『やせメタボ』さんは、筋肉に特徴があることが分かり始めているそうです。
やせメタボさんは、筋肉でインスリンがうまく作用せず、糖を取り込みにくい体質であるとの研究結果が報告されました。
糖の貯蔵庫である肝臓と骨格筋で、どれくらいインスリンが働いて細胞が糖を取り込むかなどを精密に測って比較したところ、正常な人と比較して肝臓では差がありませんでしたが、骨格筋では、肥満ではない人(BMI23以上25未満)でも、血中脂質、血圧、血糖に1つでも異常があると糖の取り込みが低いことがわかりました。
つまり、筋肉がブドウ糖をうまく取り込めなくなり、筋肉の働きの低下や血糖値上昇による糖尿病などの発症リスク上昇につながってしまう、とのこと。
やはり、健康で過ごすためには、筋肉の質を高めることが大切(^_-)-☆
加齢とともに筋肉量は減少してしまうので、年末年始の食べすぎ・飲みすぎ対策としても運動を習慣化させたいところです…よね☆
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