土曜日の学年最後の参観日☆ ちょうど10歳になる娘たちの学年は体育館で「1/2成人式」のプログラムでした。
たくさんのパパ・ママ達が参列する中、120名の子供たちの元気な笑顔や歌、そして、体の成長の証明として、跳び箱やなわとび、鉄棒のなかなか高度な技を披露してくれた。
各クラスから1名の代表者が、それぞれ「将来の夢」を読み上げ、その夢を達成するためにこれからの自分がするべきことを明確に表現していた。
「サックス奏者になりたい!」や
「科学者になりたい!」と発表した女子もいて。…oh!リケジョ!
子供たちのキラキラ輝く、素直な目を見ながら、心が洗われるような気持になった。
式の最後には、子供達全員で考えた「両親への感謝の手紙」を読み上げてくれた…
娘の通う公立小学校は、モデル校であるがゆえにカリキュラムが充実している。
おまけに、日本を代表する錚々たる企業の研究所が立ち並ぶという地の利を最大限に活かして、出前授業も多くあり、話せるロボットと一緒に授業を受けたり、理科や科学の体験学習なども常にやっているような恵まれた地域。
ただ、そういったカリキュラムの充実ぶりも親としては大変嬉しいのだが、私がこの小学校の校風で一番のお気に入りは…
『 心(言葉)の教育』の高さ
です。 人間っていうのは、言葉でしか感化しない動物。
言葉は『言霊』であり、人の語る真の言葉には魂がこもっています。
いい言葉にあふれた環境下で学校生活を送れるなんて最高だと思います。
運動会や式典などで、校長先生の冒頭でのあいさつの際に必ず入る言葉として
「…お父さんやお母さんに感謝して、地域の支援してくださる皆様にも感謝して…」
など、先生方も必ずといっていいほど「感謝」という言葉を多用されます。
娘の所属する吹奏楽部のクラブ活動の中でも、厳しくも面白い顧問の先生が
「…こうやって毎日活動できてることは、お父さんやお母さんに感謝せなあかん。」
とおっしゃいます。
…当然、1/2成人式での「両親への感謝の手紙」の中にも、かなり具体的に、感謝の言葉がたくさん入っていて
子供達の心の中に、感謝の概念がしっかりと根付いていること
「ココロ」の教育をしっかりと刻んでくださっていること
に親として本当に嬉しく、安心して感動していました。…その子供達の言葉の中ではっと気づいたのが
「…こうやって生活できていることを 当たり前 と思わずに…」
のフレーズでした。
「あたりまえ」…これは大人でもついつい忘れがちな感覚です。 お金や物をもらって「ありがとう」といえないような下等な人間とのおつきあいはご遠慮願いますが
「あたりまえ」のことにまで感謝できる人を一人前とする
これは昔どこかで読んだ本の一節にあったと思います。 朝目が覚めて息をして生きていること、空の青さや花の美しさに感動できること、これまでに感謝できる人になれとのことです。
生かされていると感じることができた人の境地なのでしょうね。
私は、素敵な先生達に囲まれた良い環境下での娘の成長を感じ、逆に、真実に改めて気づかされたことへの感動の一日でした。
そして、翌日朝起きてみると、私の机の上に、一通の手紙が…
1/2成人式で書いたと思われる娘からの感謝あふれる手紙が置いてありました。
その手紙を見せようと、娘が起きる前にこっそりダンナ様の部屋に持って行き、見せた瞬間に、どえらくふてくされた顔をされ…
「なんで、『ママへ』だけなん?? パパは?? 俺のは?? 両親への手紙ちゃうんか!?」
とたいそうお拗ねになりました (*´ω`)
うふふ♡ ママは強し♡ママ冥利に尽きる一日でした(#^^#)
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