スポーツの世界ではよく言われることですが 「普段の練習でできないことは本番でもできない。」
火事場の馬鹿力的なのことを指すのではなく、スポーツに限らずともすべてのことにおいて、普段から身につけれていないことは、勝負のときでも発揮することができないですよね。
それは、集中力も同じ。
普段からゴロゴロと弛緩しまくっているのに、いざ本番!ここ勝負!の時に絞り出そうとしてもいきなりは出てこない。
私の(はるか昔の…)学生時代の時を思い出しても、スポーツも勉強も習い事もすべてできる、いわゆる「文武両道」の子って、とにかく集中力と、切り替えスイッチのスピードがやはり長けていたように思います。
おまけに共通するのが 「負けず嫌い」。
なんか嫌味に聞こえる言葉ですが、負けず嫌いって最高の褒め言葉なんですよ♡
七大タイトル制覇された最強棋士 張栩(ちょう・う)氏が語る『本当の負けず嫌い』を聞くと、褒め言葉だと納得しかりです(#^^#)
「負けず嫌いには段階があります。 まずは、「その場だけの負けず嫌い」。
プロ棋士は当然、勝負に対する執念はものすごいです。負けるのが好きという人はいません。やはりみんな当然勝利を目指すわけです。しかし、その場限りのものであっては、負けず嫌いとはいえないです。
自分が勝ちたい、もっとうまくなりたいと思ったら、練習を積んだり体調を整えたり準備をするはず。これが、次の段階です。正しい努力と準備を行うことで相当のレベルまでは到達しますから。
しかし、真の負けず嫌いは、さらにもう一段階上です。
それは「自分の人生のすべてを賭ける」という部分が加わってくるから。
一道を究める人は必ずどこかの時期でこの経験をしていると思います。
勝負の世界に限らず、事業でも、芸術でも、一度は寝食を忘れてすべてを注ぎこむ…そんな人生を賭けた大一番の勝負をしている人にしか道はひらけていかないと思います。」
うーーーーん。さすがに深いお言葉です。てっぺんを究めた人にしか見ることができない開かれた視界があるんですね。
事業家でいえば、日本人誰もが知る松下幸之助氏の「道」という詩から。
自分には 自分に与えられた道がある
広い時もある せまい時もある
のぼりもあれば くだりもある
思案にあまる時もあろう
しかし 心を定め 希望をもって歩ならば
必ず道は開けてくる
深い喜びも そこから生まれてくる
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