「どうもおかしい」「何となくしっくりしない」 そんな感覚…いわゆる『違和感』を覚えることってありますよね?(^_-)
初対面の人と会って知らない話を聞いたとき、また経験したこともない状況に遭遇すると、違和感が起こりやすく…逆に一瞬にして違和感なく同化してしまったというような経験もあります。
そんな違和感もやがて慣れたり馴染んだり、自分の受け止め方が変われば消えていくことが多く、それでも消えない違和感は、ますます膨らんで摩擦や亀裂を生み、とくに対人関係では争いの火種となりやすいもの。
だからといって、安易に妥協したり、無理矢理に自分を変えてまで、違和感を消す必要もない。
たとえささやかな違和感でも、それを大事に温めておきながら、自分の側に思い込みや誤解があると気づけば改めればいいんだし、やっぱりどう考えても相手の側がおかしいのであれば、率直にもの申す(^_-)-☆
その『温められた違和感』が、自分も相手も共に成長する糧となる場合が…あります。
先崎彰容氏(日本大学危機管理学部教授)が出版された「違和感の正体(新潮新書)」という本は、【身の回りで起きていることにアンテナを張り、違和感から物事を考える】ことをテーマにして生まれたそうです。
さまざまな社会現象に対しても、違和感をきっかけによく調べたり考えたりすることで、自分の認識力や判断力を高めることができることもあるそうで…
例えば、2015年は安保法制をめぐる反対派のデモが活発化しました。
真面目な正義感に裏打ちされたデモ行為であったかどうかは別として、先崎氏は強い違和感を覚えたそうです。
自分たちの正義に反する言説には一切聞く耳を持たず『何かを引きずり下ろすこと自体に快楽を感じてしまう現代社会の病』がそこに反映されていると見たから。
あ、先崎先生…それ私も同じ意見です(*’▽’)/
違和感の正体を突き詰めていくと、かえって混乱してしまうかもしれないけれど、それはけっして不毛な努力ではなくて。 その正体に正論を直球でぶつけることが賢明なのではなく、一番肝心なのは、どこまで虚心坦懐に突きつめられるか、ということ。
最も、警戒すべきは、自分の思いこみや固定概念なんでしょうね。
…加齢とともに経験値が増えて、固定概念がますます硬くなってきてしまいますから。( 一一)
ただ、この沸き起こった『違和感』の感覚を大切にして虚心でぶつかっていくとき、自然と違和感が薄らいでいく瞬間もあり、そしてそこに、一段とレベルアップした成長した自分を発見できる瞬間もあります。
そう、何がいいたいのかといえば…
ん?あれ? と心に浮かんだ違和感に対して、虚心坦懐(心にわだかまりがなく、平静に事にのぞむこと)で対応していける大人になりたいな、と痛切に思いました(;´∀`)
もう一つのワタクシの今年の心構え…だす(^^)/
…え?あ? 私…もう十分な大人ですね?
この表現に違和感覚えた人…正解(^^)♪
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