大正生まれの祖母は大変厳しい人で、昭和22年生まれの両親も大変厳しく、そんな親元で昭和時代を過ごしたワタクシは…両親から褒め言葉をかけてもらったことがありません。その代わり、めちゃくちゃ叱られました( ;∀;) …なんせ愛情を言葉で表現するのが苦手な頑固オヤジがたくさんいた時代ですからね( 一一) でも、それなりに愛情が伝わって、家族が形成されていく…そんな家庭だったように思います。愛情表現なんて人それぞれ。一番大切なのは、【どこを見ているか】ということ。
ま、今でも、両親・ダンナ様・娘共々仲良くできてますので…それなりに(#^^#)
5月の読売新聞の記事で、『子どもの頃に周囲に褒められた経験が多いほど、大人になってから困難な状況に直面しても、へこたれない傾向にあることがわかった』(独立行政法人 国立青少年教育振興機構の調査:2016年10 月、全国の20~60歳代の男女5000人を対象)
「失敗してもあきらめずにもう一度挑戦する」 「厳しく叱られてもくじけない」などの質問結果から、回答者の現在の「へこたれない力」を「強い」「中間」「弱い」の3段階に分け、また、子ども時代に親や先生から「褒められた」「厳しく叱られた」経験が多かったか、少なかったかで、「へこたれない力」との関係を比較したところ…
親や先生や近所の人から「褒められた」経験が多い人ほど、「へこたれない力」が強く、そのうち、「厳しく叱られた」経験が多かった人は、より「へこたれない」傾向が見られた。
褒められた経験や厳しく叱られた経験がともに少ない人は「へこたれない力」が最も弱かった。
この結果から 「子どもにきちんと向き合い、褒めるべきところは大いに褒め、悪いところはしっかり叱る姿勢が重要で、子どもへの無関心や放任は好ましくない」と分析ができると同機構はまとめています。
この調査の目的は『子供の頃の体験と社会を生き抜く資質・能力の関係』の因果関係を調べることなので、
①家族行事(家庭)、友達との外遊び(地域)、委員会活動や部活動(学校)を多くしていた人。
②お手伝いや家族行事といった体験が多く、家族との愛情や絆を強く感じていた人。また、外遊びを多くし、遊びに熱中していた人。
ほど、社会を生き抜く資質・能力が高いという結果が出ています。 人格形成をしていく中で、いかに自己肯定感を培えたかということが最大のポイントだと思います。
この「社会を生き抜く力」というKWは、現在の学校や塾などの教育機関で第一の目標理念として掲げているところが多いです。
子を持つ親としてワタクシもこの理念に大賛成で、これからの時代は、「生きる力」ではなくまさに「生き抜く力」を身につけないとダメだということになりそうですね。今よりもっとグローバルな時代の中で生き抜かなくてはならないですから(*^^)v
この明白な結果でもわかりますように、その基礎としては…やはり…「親の姿勢」「家庭環境」に尽きるということになりますね(^_-)-☆
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