☆★☆*…*…*…*…*…*…*…*★☆★
年齢とともに減少する美肌成分
☆★☆*…*…*…*…*…*…*…*★☆★
加齢とともにお肌の美肌成分も減少していきます。年齢的に30歳頃になるとホルモンバランスも低下し、通常、お肌のターンオーバー周期は28日程度ですが、体全体の代謝力も低下することから、そのサイクル期間はどんどん長くなり、常にお肌が乾燥しやすくなったり、シミ、シワなどが目立つようになってきます。
お肌の真皮層においてはコラーゲンの生成と分解が上手くいかなくなり、体内で生成される量も減少してきます。またうるおい成分のヒアルロン酸などもどんどん減少していくことで、お肌は乾燥しシワやたるみの原因になります。
角質層ではターンオーバー周期が延びることで、皮膚の保護バリアをつかさどるセラミドも減少し、外界からの影響を受けやすくなり敏感肌などになりやすくなります。
このように悲しいことに…年齢とともに美肌成分は減少していきます(泣)
☆★☆*…*…*…*…*…*…*…*★☆★
お肌が不調なのはビタミンB群の不足
☆★☆*…*…*…*…*…*…*…*★☆★
体が疲れているときは、お肌の調子も悪くなるというのは多くの女性の方が実感していると思います。実はこの現象のベースにあるのはビタミンB群不足が原因と言われています。
ビタミンB群不足による体内のエネルギー代謝の低下は、お肌の不調を引き起こし、ビタミンB2が不足すると、肌がべたついたり、アダルトニキビ、毛穴の開き・黒ずみなど様々な肌荒れが起きます。肌がべたつくのはビタミンB2不足で脂肪をエネルギーに換える経路がスムーズに働かなくなり、血中の脂肪が皮脂として出てくるからです。
ビタミンB2不足が原因による肌荒れは、お肌のターンオーバーが異常に早まり、未熟な肌細胞が角質層を作ったことによるものです。
またビタミンB6やビオチンが不足すると、湿しんや皮膚炎が起こる事が分かっています。
ビタミンB6やビオチンが不足する事でお肌の新陳代謝が低下し、肌ハリを保つコラーゲンや保湿機能を持つヒアルロン酸やセラミドの生成がうまくいかなくなってお肌のバリア機能が低下します。
それらの肌トラブルの原因を引き起こすビタミンB群不足にならないためにも、日頃から1日に必要とされるビタミンB群の摂取目安量を摂るように心がけましょう。
☆★☆*…*…*…*…*…*…*…*★☆★
ビタミンC不足はストレスに弱くなりシミ、シワの原因に
☆★☆*…*…*…*…*…*…*…*★☆★
ビタミンCは女性にとって不足しやすいビタミンで、美容には絶対に欠かせないビタミンです。
またビタミンCは水溶性ビタミンのため、体の中に長い時間貯蔵する事が出来ないビタミンです。そのためビタミンCは定期的に補う必要性があります。
【ビタミンCの主な働き】
● 強い抗酸化力で活性酸素の働きを抑制(抗酸化作用)
● 免疫力を高め病原菌への抵抗力をつける
● 鉄や銅などのミネラルの吸収を高める
● 血中コレステロールを下げる
● アルコールの分解や肝臓の解毒作用を高める
● ストレスなどに強くなる
● アレルギー反応を抑える
● 疲労感に対して効果的に働く
ビタミンCの働きとして「抗ストレス作用」というものがあります。
人はストレスが体内に生じると副腎皮質より抗ストレスホルモンを分泌し、血圧を下げたり、血中の糖分を増やしたりして、エネルギー供給体制を整え、ストレスに対抗しようとします。
このストレス反応の主役である抗ストレスホルモンの体内生成にビタミンCが欠かせません。
強いストレスは体内にあるビタミンCを多量に消費します。するとビタミンCは、脳や心臓など命に関わる臓器で優先的に使われるため、なかなかお肌にまで行き渡らなくなってしまいます。
結果、ストレスが原因で、体内で多量の活性酸素が発生すると、血液中のメラニン刺激ホルモンも多量に発生し、メラノサイトを活性化させ、お肌にシミが出来やすくなります。
またストレスの度合いが強かったり、長かったりすると体内のビタミンCが多量に消費され、一夜にしてシミが濃くなる場合もあります。
【ビタミンCの肌に対する主な働き】
● 紫外線によるメラニンの生成を抑制する
● 沈着したメラニンを美白にする
● 活性酸素を除去し、肌が酸化し傷つけられるのを防ぐ
● 角質の天然保湿因子のバランスを正常に保つ
● 紫外線によって作られた過酸化脂質を還元し、細胞を活性化させる
● 真皮層でコラーゲン生成をサポート(コラーゲン生成にはビタミンCが必須)
ビタミンCがしっかり摂れていないと、体内でのコラーゲン生成がうまくいかず、お肌はハリや艶を失う事になります。
その結果、お肌はうるおいが維持出来ず乾燥しやすくなりシワの原因になったり、シミなどが出来やすくなります。
0コメント