【正解】⇒自律神経の乱れが原因!! …だそうです(>_<)
(昨日の読売新聞の記事から)
一気に気温が下がりはじめて、女性に多い「冷え性」体質にはつらい季節になりました( 一一)
寒い屋外にいると手足の先が冷たくなり、全身が震えてくるのは、体の中心を守るために人体に備わっている本来の機能。 手足の毛細血管が収縮して熱の発散を抑える一方で、筋肉を震わせることで熱を作ります。 いずれも、心臓など重要な臓器の温度を下げないための自衛策。
一方、温かい屋内に入ると、毛細血管が広がってポカポカとしてくるのに、冷え性の人は手足が冷たいまま(:_;)
なぜか??
東京有明医療大学教授・内科医の川嶋朗氏によると、「自律神経が正しく働いていないためです。」とのこと。
寒い場所では交感神経の働きで血管が収縮し、温かくなると副交感神経が働いて血管を拡張させることで、体温を正常に保てているのだが、冷えは、この切り替えがうまくいかない時に起こります。
女性に冷え性が多いもう一つの理由としては…男性より筋肉量が少ないから。
体内での熱を生み出すのは主に筋肉なので、どうしても女性の方が不利。無理なダイエットが冷えを悪化させることもあるのでW不利になっているそう。
おまけに、近年広がる低体温化も冷えを助長している傾向にあります。
川嶋氏によると、「日本人の平均体温はこの半世紀で1度近く下がっている。その理由としては…
①エアコンの多用で体温調節機能が低下
②交通機関の発達などによる運動不足
③コンビニエンスストアが各地に広がり、冷たい飲食物を口にする機会が増加
体の冷えは、現代文明が引き起こした現象ともいえます。」とのこと。
どう考えても、冷えが体に悪影響であることは容易に想像できますよね…
血行が悪くなることで、体内に酸素や栄養が十分に行きわたらなくなり、老廃物も排出しにくくなり、だるさなど体の不調を招きます。 さらには、体温が下がって免疫が低下し、代謝も悪くなるので、病気になりやすくなるという研究結果も出ています。
●冷えの改善方法●
川嶋氏からのアドバイス
『外から体を温める・体内で熱を作りやすくする、の2点に取り組みましょう♪』
*湯たんぽやカイロを太ももに載せて血行促進
*洗濯物を1枚干すごとにスクワットを1回ずつ
*電車では座らず、つり革につかまりつま先立ち
*時速6km程度の速足で歩く
管理栄養士の小山浩子さんからのアドバイス
『筋肉をつくるたんぱく質を毎食とりましょう♪』
*朝食には、卵料理や納豆を加え、大豆のタンパク質たっぷりの味噌汁も
*糖質や脂肪を効率よくエネルギーに変えるビタミンB群(豚肉や大豆・ニンニクやネギ)を積極的にとりいれて
*冬野菜のダイコンやカボチャ、サツマイモなどを蒸して温野菜に。ショウガすりおろしてドレッシングに混ぜるのもOK
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