新型の血管内視鏡で大動脈内もクリアにCHECK!!

今までの血管を調べる方法としては、造影CT(造影コンピューター断層撮影法)や血管造影法、血管内超音波法などがありましたが、新しいタイプの血管内視鏡を使って全身に血液を送る大動脈の様子を詳しく観察することがついに可能になりました!(^^)! 

大動脈の病気や生活習慣病の診察・治療につながると期待されています☆


 大動脈は、心臓から全身に血液を送り出す最も重要な血管で、大動脈の内側の壁が裂ける「大動脈解離」や大動脈に瘤ができる「大動脈瘤」は、発症すると致死率が極めて高い病気ですが、原因不明の突然死の2割近くを占めるというデータもあり、年間15000人が亡くなっているそうです。  


現在、国内で使われている血管内視鏡は、肘の血管から6000本の光ファイバーの束が入った極細の管を挿入して血管の内部を撮影します。血管内は血液が流れているため、先端から透明な液体を出して視野を確保しながら検査していますが、0.1ミリ単位の細かな精度で見ることはできないため、大動脈の病変を早期に見つけることができず、高い致死率の一因になっていました。


 今回の最新☆血管内視鏡では、透明な液体の噴出量を約2倍に増やせたことで大動脈内の内部も撮影できるようになり、日本大学循環器内科教授の平山篤志さんらは、医師主導臨床研究として、全国15施設で冠動脈の検査を行った患者500人を対象に大動脈内の様子を観察したところ…  


大動脈の内側の壁がわずかに裂けている様子や、内側の壁の下を血液が流れたりして大動脈解離が発症しかかっている様子、壁が膨らんで大動脈瘤ができている様子、動脈硬化で血管の壁が硬くもろくなり壁がえぐれて血栓や粥状のプラークがたまったり、血液でプラークなどがまき散らされたりする様子も確認できたそうです( ゚Д゚)


 「生きている人で、大動脈からコレステロール結晶がまき散らされる様子が直接間接できたのは初めて!」とのことで、今後大動脈の病変の診断・治療が可能になると大いに期待されています。


 この粥状のプラークの中には、キラキラ光る針状のものもあり、採取して調べてみると、コレステロールが針状に結晶化したものと判明。 

針状のコレステロールは、脳や目、腎臓などの毛細血管に詰まり、炎症を引き起こして認知症や網膜症、腎機能障害などの原因になることが指摘されていますので…

早く全国の病院で導入していただき早期検査・治療につなげていきたいですね(^_-)-☆ 

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