昨日の西原Dr.&田中Dr.のお話の延長で、東洋医学についてお伝えいたします。
明治時代に西洋医学を導入して以来、それまでの長い間日本では主流だった東洋医学が日陰の身になり、わけのわからない医学だということで否定されてきました。製薬会社と政界と結託した西洋医学の限界に気づき始め、東洋医学に戻りつつある人が増えているように思います。あれだけの大量の薬の処方をされて、病状がよくならない現実をみると、疑問に思うのが正常な人の感覚だと思います。
私もその一人(*^^)v
では、西洋医学と東洋医学の違いについてお伝えいたします♪
日本で一般的にいわれる「東洋医学」は、中国の伝統医学「中医学」と、日本で独自に発展した「漢方」を合わせて指す場合が多いです。
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対症療法と対証療法
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西洋医学は「対症療法」といわれ、東洋医学は「対証療法」といわれます。
対症療法(西洋医学)とは、症状と病巣がいっしょ(症状=病巣)と考え、たとえば咳が止まらなければ気管支や肺の病気、胃が痛ければ胃の病気、皮膚がかゆければ皮膚の病気…というように、症状が出た部位を治療します。「病名」が知りたいのが西洋医学です。
一方、対証療法(東洋医学)では、症状と病巣が違う(症状≠病巣)と考え、本当の病巣を追い求めて治療にあたります。
東洋医学では、カラダ全体を大きな有機体としてとらえ、一つ一つの臓器や組織は独立したものではなく、連携を取り合いながら機能しているという「心身一体」の考え方です。
対証療法の「証」とは、体質のことで、患者さんの体質全体を診て病巣を探すのです。
カラダ全体の歪みを正し、病気に対する免疫力や自然治癒力を引き出して病気を治していくので、西洋医学でいう同じ「病名」であったとしても、異なる処方になることがあるのが大きな違いです。
☆ワタクシからの一言☆
いまだかつて出産以外の入院経験がなく、病気知らずのワタクシが自身の未病ケアとして毎月通っているのが、鍼灸の我孫子先生です。先生の神技に絶大なる信頼をおいています。
東洋医学の治療ですから、まず「証」をみるために、脉をとります。そう、よく時代劇などで典医が脈をはかる…あの状態です。
私の体調のすべての脉の状態は、我孫子先生の頭の中にインプットされてるので
「今日は、かなり疲れてますね。」とか「少し、風邪の菌が入ってますね。」とか
「胃腸が少し弱ってますね。」など、何も言わなくても、証を確認してもらえて、その不調を元に戻すための鍼をうっていただきます。
よく宣伝で、何百本の鍼をうった写真がありますが、その効果のほどを我孫子先生にきくと何もおっしゃらず笑ってらっしゃいました。…そう、名医とは、愚医を非難することもしないのですね(笑)
私自身の予約がとれなくなるのが嫌なので本当はお教えしたくないのですが…(笑)神技級の鍼灸先生です。「我孫子鍼灸院」
東洋医学は私の好きなテーマなので何回かにわけてお伝えします。
・・・というか。我孫子先生のことをお伝えしているとカラダが鍼をうってくれ――っと訴えてきましたので、本日、我孫子先生の「神鍼」行ってまいります(*^^)v
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