1年の見事な『後始末』は次への飛躍

2015年も残すところあと1日。大掃除も終わり一年を振り返る時間を持たれてる方も多いのではないでしょうか?自戒の念をこめて『後始末』について素敵な言葉を贈ります。

『後始末』…子供の頃、おばあちゃんに「始末が悪い」と怒られたことがあります。それは片づけができてないということでした。子供への躾という範囲だけではなく、今では、人として「後始末」の大事さを身に染みて感じるようになりました。

脱いだ靴はピタリと揃える、使った道具は決められた場所にきっちりと戻す、お世話になった方へ速やかに礼状を出す、必要な報告は直ちに漏らさず連絡する…など、物事の一つひとつの些事をきっちりと終えることができて、はじめて次の行動に移ることができ、その一つ一つを丁寧に重ねることによって将来の大事に生きてきます。

几帳面という表現ではなく、仕事を一つ一つ丁寧にきっちりと終えることができる人ってやはり信頼ができるし、仕事は早いし、結局、運も引き寄せられる人徳者になっているような気がします。私自身、たくさんの友人やお志事仲間のほとんどが経営者様でいらっしゃるので、社長の人格=会社の器の方程式だなと思うことが多いです。

丸山敏雄氏の著書の中でずばりと言い当ててる文章がありましたのでご紹介いたします。

「あと片づけをせず、使った道具の手入れをせず、靴を揃えぬ、傘のしずくを乾かさぬこうした事は身のたしなみとしての単なる作法だとか、行儀とかと心得ているのがこれまでの考えであるが、これを忘れることが、いろいろの不幸の原因(もと)となるのである(中略)ただそれだけではない。こういうしまりのない人々の仕事は、多く七八分まで行って崩れる。もうだいじょうぶというところでガラリと行く」

単に人に迷惑をかけないといういうだけではなく、人生そのものに直結するということを肝に銘じ2016年への幕開けに心していきたいと思います。

みなさま佳いお年をお迎えくださいませ。



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